輝く女性応援会議 │ 内閣府 男女共同参画局

■「女性が輝くために必要なこと」山口（来場者アンケート）

　山口県民が考える、「女性が輝くために必要なこと」は、2つの回答項目が全体の6割を占めました。最も多かったのは「女性本人の意思」で、約32％。「制度的に整ったとしても自らの意思が一番大切だと思う」、また「活躍したいと願う地方の女性は東京に行く一方で、地方の女性は活躍したいと考える意識が少ないと思える」といった地方ならではの意見もあがっていました。

　2番目に多かった回答は「社会全体の理解」で、約28%の方が選択しました。「具体的な策を講じるにあたっても、まずは推進する側に理解がないと実行が難しいのではないか」「社会全体として女性が活躍する場をつくる必要がある」といった意見があがり、またパネリスト陣からも「価値観の尊重」に関して多く触れられるなど、社会全体の理解の重要性が論じられていました。

　「周囲や家族からのサポート」は約12％の方が選択と選択者数では3番目でしたが、「時間外勤務を前提とした長時間労働が女性の社会進出の足枷になっている」「ワークライフバランスという考え方ではなく、ライフデザインが可能な労働環境の改善が必要」などと実体験に基づいた熱のこもった意見が多数あがっていました。

　また最後には、そこから発展して全て「つながり」がポイントであり、女性ひとりが自己満足でできるものではなく、いろんな働き方をしている仲間と協力しあうことで山口の未来が見えてくるのではないか、元気な地域は女性が例外なく活躍しているという声に会場からも頷く姿が多く見られました。